Macユーザーなら、「文章を作るならPagesとWord、どちらを使うべきか」と悩むことがあります。どちらも文書作成ソフトですが、特徴や用途が大きく異なります。
本記事では、PagesとWordの違いをわかりやすく解説し、用途に応じた選び方まで紹介します。
目次
Pagesとは?Mac標準の文書作成アプリ
特徴
PagesはAppleが開発した文書作成ソフトで、Macに標準搭載されています。iPhoneやiPadでも使用可能で、iCloudと連携すれば複数のデバイス間で文書を同期できます。操作は直感的で、シンプルなレイアウトの文書作成が得意です。
- MacでPagesを開いた画面のスクリーンショット
- iPadやiPhoneで同じ文書を表示している様子
メリット・デメリット
- メリット
- 無料で使用可能
- Apple製品との連携がスムーズ
- 直感的な操作性
- デメリット
- Windowsとの互換性が低い
- 高度な機能は少なめ
- ビジネス利用には制限あり
Wordとは?定番の文書作成ソフト
特徴
WordはMicrosoftが提供する文書作成ソフトで、Windows・Mac問わず利用可能です。ビジネス文書の作成に適した多機能が揃っており、職場や学校での標準ソフトとして広く使われています。スタイル設定や差し込み印刷、マクロなど、高度な文書作成も可能です。
- Wordで文書作成中のスクリーンショット
- 高度な機能(差し込み印刷、マクロなど)のメニュー画面
メリット・デメリット
- メリット
- 互換性が高い
- 豊富な機能でビジネス文書向き
- デメリット
- 有料(Microsoft 365または買い切り版)
- 操作が複雑
- 起動や動作がやや重め
MacでWordを使うには?|購入・無料Web版まで徹底解説
PagesとWordの比較ポイント
比較項目 | Pages | Word |
---|---|---|
価格 | 無料(Mac標準) | Microsoft 365 サブスク or 買い切り版 |
互換性 | Mac/iOS中心 | Mac/Windows問わず高い |
機能性 | 基本的な文書作成向け | 高度な文書作成、ビジネス文書向け |
操作性 | 直感的で簡単 | 多機能だが学習コスト高め |
デバイス間連携 | iCloudで簡単 | OneDriveとの連携で可能 |
どちらを選ぶべきか
- 個人利用・軽い文書作成が中心 → Pages
- 職場・学校での文書作成やWindowsユーザーとの共有 → Word
- 両方を使い分ける → 簡単な文書はPages、正式な提出文書や互換性が必要な場合はWord
まとめ
- Pages:Macユーザー向け、手軽に使える無料文書作成ソフト
- Word:互換性・機能重視、ビジネス文書にも対応
- 用途に応じて使い分け:個人利用ならPages、職場・学校向けならWord